OPPO Find N3とOPPO Find N5を比較してみた

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みなさんこんにちは。2Duoです。先日OPPO Find N5を購入し、この記事の執筆時点で約2週間が経過しました。この期間中、Find N3のOEM機であるOnePlus Openも同時に所持しており、比較することができたため、2台を使っていく中で感じたそれぞれのメリットを書いていこうと思います。

毎度のことですが、全て主観ですので悪しからず。あと、筆者の手元の2機種はどちらもグローバル版であり、CN版ではまた評価が変わってくる可能性があります。

これらはなに

OnePlus Open

OnePlus Openです。2023年に発売された、Snapdragon 8 Gen 2を搭載した折りたたみスマホです。

一応N3とN5の比較とはなっていますが、搭載OSも含めて大体一緒ですし、まあノーカンでいいでしょう。個人的にOpenの方がなんとなく好きですし。

ちなみに筆者はN3/Openが好きすぎて、今回で4回目の購入となります。

下記記事にて単体レビューを行なっています。

OPPO Find N5

OPPO Find N5です。2025年に発売された、Snapdragon 8 Eliteを搭載した折りたたみスマホです。

特にこれといって強い興味はなかったのですが、先代のN3を非常に気に入ったため後継モデルであるN5も購入しました。

下記記事にて単体レビューを行なっています。

実際に比較してみる

今回どう比較しようかと考えたんですが、筆者がこの記事で伝えたいのは、Find N5は純粋なN3のアップグレードモデルではないということであるため、両機種それぞれにしかないメリットを列挙していく形で書いていきたいと思っています。

Find N3/OnePlus Openにしかない優位性

FindN3/OnePlusOpen、もう発売から2年経っているにも関わらず、少なくとも記事執筆時点ではまだまだメイン機として戦っていける要素を持っていると感じます。筆者が気に入っているのは以下のような点です。

ヒンジ

いろんなレビューで都度触れていますが、OPPOの折りたたみは本当にヒンジの音がいいです。というか、N3までは良かったです。これは本体の薄さとのトレードオフになってしまうのでしょうがないところではあるんですが、性能では語れないユーザー体験を構成する要因の一つとしてかなり重要視しており、この点に関してN5がまったく心地良くもなんともない開閉音になってしまったため、N3の方が優れていると感じます。

動画とかで伝えられたらいいんですが動画じゃイマイチ伝わらなさそうなので、機会があればご自身の手で体験してみていただきたい点です。

本体サイズ

これは個人差があって、人それぞれどう見るかは違うと思います。例えば本体の高さについては、より高さの低いN3の方が、筆者にとっては片手で操作しやすく、気に入っています。

また、この高さの変更に伴って電源ボタンや音量ボタンが上にシフトしてしまったN5のことを考えると、N3/Openの方が手で持った時に自然に親指が来る位置に指紋センサーがあるため、操作しやすいと感じます。

本体の厚みについても、分厚いN3/Openの方がしっかり握れて気に入っています。これに関してももちろん個人差はあると思います。あくまでも筆者はそう感じた、という話です。

N5の薄さが悪というわけでは決してなく、MagicV3にて感じていた薄すぎる故の開きにくさのようなものをN5で感じることはないため、N5の薄さはそれはそれである意味良いと感じています。

ディテールがはっきり出るカメラ

N3/OpenとN5で、特に暗い場所で同じものを撮影すると良くわかるんですが、N5はどうもAIによる補正か何かが走っているようで、N3の方がノイズは多いものの、その分ディテールがはっきり写ります。

ここはどちらを取るかですが、撮って出しを優先するのであればN3の方が良いと感じます。

ただし、その写真を出せるまでに撮り直しが必要になることがあります。というのも、Openのレビュー記事にて触れたカメラの問題は引き続き続いており、ピントが合わなかったりブレたりしている写真が撮れてしまうことがあります。その点ではN3/Openはイマイチだと感じます。

扱いやすい指紋センサー

N5のレビューにてイマイチポイントだとした点ですが、N5の指紋センサーには癖があるように感じます。その点N3/Openは一つの指に対して一度指紋を登録するだけでスムーズに認証でき、気に入っています。

Find N5にしかない優位性

後継モデルとあって、改善ポイントがないなどということは決してありません。筆者は少なくとも以下のような点でN5の進化点を見つけました。

テレマクロ対応と、控えめになったカメラ部

これもN5のレビューにて触れた点ですが、Find N5は折りたたみスマホとして、またOPPO製スマートフォンとして初めてのテレマクロ対応モデルです。OPPOのテレマクロ対応が少し遅れたといえばそれはそうではあるんですが、折りたたみスマホとして撮影できる画像の幅がこれで広がった感じがあり、とても良いです。

またカメラ部が薄く小さくなったことで、よりおとなしくなった印象を受けます。そこまで主張が激しくなく、ゲテモノ感が減ったと感じます。

性能の向上

N3では8 Gen 2だったSoCですが、N5は8 Gen 3をスキップし8 Eliteにアップグレードされました。もっとも筆者はゲームなどの性能が必要とされる作業を滅多にしないためその体感差はないに等しいのですが、2025年のスマートフォンとして文句のない性能になっていると感じます。

バッテリー容量

Find N5の搭載バッテリー容量は5600mAhとなっており、N3の4805mAhから795mAh増えています。本体が薄く、また軽くなっている中でバッテリー容量は増えているという点に、技術の進歩を感じます。

無線充電に対応

Find N3/Openの不満の一つに無線充電非対応であった点が挙げられますが、N5でしっかり対応しています。無線充電機能があればUSBケーブルを使用せずとも充電が行えるため、端子周りが傷つくリスクを下げることができたり、またケーブルを刺す手間そのものが省けて気に入っています。

ところで無線充電、多用するとバッテリーの劣化が早まるなどとも聞きますが、実際のところどうなんでしょうね。筆者は毎日iPhoneは無線充電なのですが、特にそのようなことも感じないため、都市伝説のようなものだったりするんでしょうか…リチウムイオンバッテリーは謎が多いです。

耐水性

Find N5は、IPX8だけではなく、IPX6とIPX9に対応しています。これにより、少し水圧の高いシャワーのような環境下でも耐えられる仕様になっています。

先代のN3はIPX4にしか対応していなかったことを考えるとこれは大きな進化です。先ほども触れた無線充電もそうですが、こういう細かい部分の不満が解消された印象が大きいです。

まとめ

伝えたいことが全て書けたつもりではいるんですが、つまり何が言いたいかというと、N5はN3/Openの後継に相応しい進化を遂げていることは事実でありつつ、それはそれとしてN3/OpenにはN5にはない魅力があるということです。

ディスプレイは小さい方が好み、ということであればN3の方が操作しやすい可能性がありますし、テレマクロは別に不要だということであればそれ以外のカメラ部分には大差がないN3で十分だとなるかもしれません。

逆にSoC性能を求める場合や、無線充電や耐水性など、性能以外の細かい部分でより高機能になったものが欲しいとなればN5の方が適しているかもしれません。あとはメインディスプレイのサイズも大きくなっているため、少しでも大きいディスプレイが欲しい、とか薄いものがいい、とかそういう場合もN5の方が良さそうです。

筆者は正直OnePlus Openの方が好きです。比較的安いゆえにそれだけ扱いが丁重にならなくて楽だった、というのもあるかもしれません。まあ執筆時点で2台とも手放すことが決まっちゃってるんですけどね。多分また買います。

以上です。

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